「歯科で歯を抜いた後ってどのくらい痛いの?」
「抜歯後っていつから普通に食事できるの?」
当記事では、上記の疑問について体験談ブログとして解説します。
歯列矯正のために親知らずと永久歯を計4本抜いた筆者が実際に感じた食事面での苦労や、抜歯後の生活をうまく乗り切るポイントをご紹介。
歯を抜いた後に食べてはいけないもの、やってはいけないことなどを、抜歯後から普段どおりの生活に戻るまでの経過とともにまとめました。
抜歯後の傷口の治癒の経過の体験談も紹介するため、ご参考になれば幸いです。
<こんな人におすすめ>
・抜歯後の食事や生活の注意点、いつまで痛いか知りたい
・歯を抜くにあたってどんな準備が必要か知りたい
・抜歯後の経過の体験談ブログを読みたい
※当記事で紹介するのは切開・縫合を伴わない歯科での『普通抜歯』についてです
※この記事では一般的な商品紹介のアフィリエイト広告を表示していますが、特定の医療機関の受診を促す『医療広告』ではありません。
※あくまで個人の体験談であり、歯科医師等の専門資格を有する立場からの意見ではありません。実際に歯科医師から指示されたこと、筆者個人の体験談を分けて記載するため、適宜読み進めてください。
抜歯後は血が止まらない1週間が始まる…!まずは慎重な日程調整を
結論として、歯科で抜歯手術を受けた後は数日〜1週間ほど歯茎から出血し続けます。
縫合などの特殊な処置をしない場合は、歯が抜けた後の穴状の傷を負った状態でひたすら回復を待つことになるのです。
そのため、抜歯後の食事や日常生活には下記のとおり様々な制限が発生します。
- 抜歯後食べてはいけないもの
抜歯当日からさっそく、患部を庇いながらの食事・歯磨きが基本となります。
そのため、食べてはいけないと指示されなくても食べられないもの、食べたくないものがかなりあります。
場合によっては、「食べれないから痩せた」という状態になることもあるため、食べやすいものを準備しておくことをおすすめします。
- 抜歯後やってはいけないこと
一般論として、抜歯当日は運動や入浴などの血行促進要素が強い行動は控えたほうが無難です。
そのほか、痛みや出血の状態次第では日常動作や服装・寝具などにも注意が必要となります。
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親知らず抜歯は一日何本?2本・4本まとめて抜くのは大丈夫なの?
親知らずでも永久歯でも、歯を抜いた後は抜歯箇所の傷を庇いながら食事せざるを得ません。
たとえば右側の歯を抜けば、口の左側に食べ物を寄せて噛むという生活が始まります。
そのため、日程調整と準備を慎重に行うのは大前提として、特段の事情がない限りは1度に2本以上の歯を抜くことは避けた方がおすすめです。
「4本ある親知らずをまとめて一気に全部抜きたい!」とお考えの方も、まずは1本だけ抜歯して様子を見たほうがベター。
いきなり2本・4本と抜歯してしまう前に、「抜歯=歯茎に大きな傷ができること」というイメージで、抜歯後の食事や生活に少しずつ慣れていきましょう。
抜歯後にやってはいけないことと食事の注意点【医師の指示】
筆者は上顎の親知らず抜歯2本・永久歯抜歯2本で計4本の歯を歯科で抜きました。
いずれも1本ずつ抜歯、合計4回もの抜歯手術を受けましたが、抜歯手術後に歯科医から指示された注意点はいずれの歯の場合も同じ。
下記のとおり、医師からの指示として食事や日常生活を厳しく制限されることはありませんでした。
※あくまで筆者の状態に合わせた指示であるため、すべての人に当てはまるわけではありません
・抜歯後の食事
→傷口を覆う血餅(カサブタのようなもの)が取れないように注意すれば、食事や歯磨きはいつも通りでOK。
・抜歯後にやってはいけないこと
→勢いよくうがいをするのはNG。食事・歯磨きと同じく、血餅が取れてしまわないように配慮すれば、軽く口をすすぐのはOK。
「これだけ?」と驚く方も多いかもしれませんが、上記はあくまで軽度の普通抜歯手術で済んだ一個人の例としてご理解ください。
とはいえ、医師から禁止されなくても、自発的に「これは抜歯後やってはいけないのでは?食べてはいけないのでは?」と思う事柄は多数。
実際の抜歯後の生活はかなり不自由でした。
食べたくない・食べれない・したくない・できない…と感じたことはかなりたくさんあったため、筆者の実体験をご紹介します。
ここからは完全に一個人の体験談と感想です。医学的根拠のある提案ではなく、全ての人の症例に当てはまることではない旨ご了承ください。
抜歯後の食事で食べてはいけないもの【体験談】
抜歯後の歯茎は、歯を抜いた場所に大きな穴が空いた状態です。その穴状の傷を、柔らかい血の塊のようなもの(以下、「血餅」と表記します)が徐々に埋めていきます。
結論として、抜歯後の食事や日常生活が不自由になるのは、痛みや出血よりもこの血餅への配慮が必要になるからだと言っても過言ではありません。


筆者の場合は、上顎の親知らず(画像左)2本と第一小臼歯(画像右、前歯から数えて4番目の歯)を各2本抜歯しましたが、大きさは画像の通り。
いずれも下半分の色合いが変わっている部分が、もともとは歯茎の下に埋もれていた部分です。


切開や縫合を伴わない歯科での抜歯の場合、歯茎に出来た穴状の傷が自然に治るのをただただ待つだけ。
言い換えれば、歯茎に下記の大きさの穴上の傷を負った状態での生活を送ることになるわけです。(傷の深さ、大きさはあくまで筆者の一例です)
| 歯の種類 | 抜歯後の傷の深さ | 抜歯後の傷の幅 |
|---|---|---|
| 親知らず | 約8㎜前後 | 約8㎜前後 |
| 永久歯(第一小臼歯) | 約1.2㎝前後 | 約6㎜前後 |
出血が続く大きな傷にユルユルのカサブタが辛うじて付いているだけという状態が続き、このカサブタが徐々に傷口全体を覆って通常の歯茎のように落ち着くのを待つのみ。
そのため、下記の3つの要因から、医師から指示されなくても「食べたくない、食べられない、食べるのが怖い」という制限が自然と発生します。(大前提として、担当医によく相談しましょう。)
・穴状の傷(柔らかい血餅)に詰まってしまう可能性があるもの
→食べたくない
・しっかり噛んで噛み切らなければならないもの
→大前提として噛むこと全般が難しいので食べられない
・熱さや辛さなどの刺激が強いもの
→抜歯後の傷にしみそう・痛そうというイメージが先行して食べるのが怖い
抜歯後に食べてはいけないと感じた物・食べられなかった物の具体例
抜歯後のきつい生活を経験した筆者の体験談として、自主的に食べないようにしていた食べ物の具体例は下記の通りです。
・ゴマやお米など、小さな粒状のもの
→傷口に詰まりそう・血餅にくっつきそうな小さい粒状の食べ物全般が無理です。
ただし、お米はゆるいお粥にして、噛まずに舌ですりつぶせる・丸飲みできるくらいの状態にすれば大丈夫でした。
・お肉、茎や葉物の野菜など繊維質が強いもの
→繊維を噛み切るのが難しいもの、咀嚼しても口の中で溶かしきれないものはかなりきついです。
・熱々の料理、カレーやキムチなどの辛い刺激物
→怖くて試す気も起きません…。
・色素が濃くて丁寧な歯磨きが必要になるもの
→見た目の問題ではありますが、歯磨きしづらい生活が続くため色素の付着が気になるものは避けたいと感じました。
食べてはいけないものに制限される抜歯後の生活はどのくらい続く?
歯茎に空いた穴が血餅である程度塞がるまでには3日ほどかかりましたが、それだけでは終わりません。
血餅自体が非常に柔らかく、すぐに外れてしまいそうなので、抜歯後3日ほど経過しても「穴」が「生乾きの大きな傷」に変わるくらいのイメージです。
要するに、抜歯当日から数日が過ぎても患部を庇いながらの生活は続きます。
歯を抜いた後、ある程度自由に食事できるまでにかかった時間は下記のとおり。
あくまで筆者の場合ですが、10日〜2週間程度は食事面でかなり不自由な生活が続きました。
| 経過日数 | 抜歯後の傷の経過・食事の経過 |
|---|---|
| 抜歯当日〜3日程度 | 歯を抜いた当日は、麻酔が切れるタイミングを目安に「食事は抜歯後3~4時間後から」と指示される可能性がある。 そのあとは普段通りの生活サイクルで食事できるが、抜歯直後は血餅もまだ小さく、歯茎にあいた穴がかなり気になる状態。出血も気になるため、食事を含め日常生活全般がしんどい。 |
| さらに3日程度 | 穴がふにゃふにゃの血餅で辛うじて穴が埋まった生乾きの傷のような状態で、さらに3日ほど耐える。 |
| 抜歯から1週間〜10日程度 | ようやく傷口の空洞や凹みマシになってくるが、血餅の部分は他の歯茎よりも明らかに柔らかいので恐怖感・違和感は残る。抜歯直後の数日に比べれば、多少は食事しやすくなる。 |
| 抜歯から2週間程度 | ある程度は普段どおりの生活に戻っていくが、抜歯前と同じように思い切り食事を楽しめる状態ではない。 |
| 抜歯から丸1ヶ月 | 血餅部分が周辺の歯茎とほぼ同じ硬さになり、抜歯前とほぼ同じ感覚で食事できるようになった |
また、抜歯当日から始まる食事の面での不自由さのピークは3日〜1週間程度で終わるものの、歯磨きしづらいという問題が同時に発生するのも悩みのタネ。
抜歯後の数日は出血が続き、抜歯当日の麻酔が切れてからはやや痛みもあるため、患部周辺に歯ブラシを近づけるだけでも恐怖感があります。
抜歯当日・次の日でも食べやすいおすすめの食事例【体験談】
「もし血餅を歯ブラシで傷つけてしまったら?」
「傷口や血餅に食べ物が詰まってしまったら?」
抜歯後の食事や歯磨きは、考えるだけでもゾッとすることばかり。抜歯後のしんどい生活が続く期間は、実日数よりも長く感じます。
厳しい生活を乗り切り、なおかつある程度の栄養とエネルギーを摂るには、自分なりに食べやすいものを見つけるしかありません。
筆者の体験談として、食べやすかったもの・おすすめの食事メニューを紹介します。
<豆腐、そうめん、ひやむぎ、やわらかめのうどんや蕎麦など>
舌や歯の一部だけですり潰せるもの、ある程度の大きさのままでも丸呑みできるものは比較的食べやすかった印象です。
アレンジの幅が広いため、調理方法や調味料を変えて飽きを防止しながら食べ続ける工夫もできます。
ただし、麵類でもコシの強いものは食べにくいため注意が必要です。
<やわらかいパン、軽い食感のクッキー>
手でちぎる・砕くなど、口に入れる前に大きさを調整しやすいものも比較的食べやすいです。
また、唾液と軽い咀嚼でかなり溶かせるので、血餅部分に固形の食べかすが詰まり続ける心配が少ない・飲み込みやすいという魅力もあります。
もちろん、パンの中でも、硬い生地を噛みちぎらなければならないフランスパンなどはおすすめできません。
一方で、硬いものであってもサクッとすぐに割れるクッキー系の固形物ならむしろ食べやすかったです。
総じて、患部を避けた口の片側だけの歯でも簡単に噛み砕けるもの、溶かして飲み込めるものは身体的にも心理的にも食べやすい印象でした。
<ゼリー状のもの、ヨーグルトなどの流動食>
流動食全般は、丸飲みしやすいうえに、ビタミンやカルシウムなどの栄養をバランスよく取れる物も多いため大変お世話になりました。
ただし、チューブ状の容器に口を付けて吸い上げるタイプのゼリー飲料は、口をすぼめて吸引する刺激で血餅部分に負担がかかる可能性もあるため、食べやすい容器・食べやすい形状のものを選びましょう。
<プロテイン(飲料、バーなど)>
肉全般を食べにくい期間は、タンパク質を飲料やクッキーなどの形状で摂取できるプロテイン食品を取り入れてみるのもおすすめ。
飲料のほか、お菓子感覚で気分転換にもなるクッキーやバーなどの形状のものも、いくつかストックしておくと安心。
結論として、抜歯後の食事のおすすめは、あまり噛まなくても良いもの・口の中で患部を避けた一箇所に寄せやすいもの・完全に噛み切れなくても飲み込めるものという感じです。
歯医者さんから『抜歯後に食べてはいけない』と禁止されなくても、『実質食べられないもの』はかなり多め。
『もし口の片側だけで食事するとしたら』という食生活を事前にイメージして、美味しく楽しく食べられるかつ栄養があるものを見つけておくのがおすすめです。
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抜歯後やってはいけないこととその理由【医師の指示】
歯科医から指導された抜歯後の注意事項は、『強いうがいをしないこと』のみでした。理由は、抜歯後の傷をふさぐ血餅がとれてしまわないようにとのこと。
また、筆者の場合は「血餅に食べかすが詰まってしまっても、無理に取ろうとせずに自然に取れるのを待つか、不安なら診せに来てください」と医師から指示されました。
血餅が取れてしまうと、そのまま歯茎の空洞が埋まらないドライソケットという状態になってしまうリスクがあります。
ドライソケットになる可能性があるのは抜歯後1週間ほどが目安との説明がありましたが、実際の体感として不安な時期はもう少し続きました。
抜歯後1週間ほど経ってからも、患部は柔らかい血餅で辛うじて覆われている状態であるため、うがいや歯磨きをしづらい期間は実質10日くらいは覚悟しておきましょう。
また、筆者は非喫煙者であることを事前に医師に伝えていたため喫煙に関する指示はなかったものの、喫煙者の場合はしばらくタバコを吸わないように指示される可能性があります。
タバコに含まれるニコチンで血管が収縮し、血液の供給が滞ると血餅の生成や治癒全体の進行が遅れるリスクがあるためです。
抜歯後しないほうが良いこと【体験談】
歯科医からの指示はなかったものの、個人的に避けたいと感じたことをまとめます。
結論から言うと、『抜歯後してはいけないこと』として意識したいのは下記の4点です。
・傷に強い刺激を与えること
→食事のほか、転倒・衝突・睡眠時の寝相による圧迫などに注意したいと感じました。
・血行が良くなる(出血を増やす可能性がある)こと
→飲酒や長時間の入浴は、医師からの指示が無くてもしない方が無難だと思い自主的に避けていました。
・口の中に雑菌が入りやすくなること
→してはいけないと言われなかったとしても、水泳は当分する気が起きませんでした。
・血餅が取れるリスクのあること
→抜歯後の食事、歯磨き、うがいはとにかく慎重に。
また、抜歯当日の帰宅時などの抜歯直後のタイミングでは、めまい等の体調変化に備えて、運転等もなるべく避けたほうが安心でしょう。
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抜歯当日〜次の日も血が止まらない!まず1週間をどう過ごすか
抜歯前から抜歯後の生活をまとめます。あくまで個人の体験談ベースですが、注意点や事前準備の段取りを紹介するので、適宜参考にして下さい。
結論として、歯を抜いた後には、食べてはいけないもの・してはいけない事に制限される生活が1週間~20日ほどは続きます。
また、抜歯箇所によっては顔面の腫れや滑舌の悪化などの外面的な影響が出ることもあります。
出血が続くことによる身体的・精神的疲労も重なるため、抜歯手術の日程調整は抜歯後1週間程度の予定も含めて慎重に行いましょう。
歯科で抜歯手術を受けるにあたっての注意点
筆者の体験談として、特に気になったのは下記の3点です。
- 抜歯後1週間ほどの間の食事
これまでに述べてきたとおり、食べてはいけないと指示されなくても食べられないものがかなり増えます。 - 抜歯した後の入浴、プールなど
日常生活における入浴はもちろんのこと、プールなどのレジャーを楽しむ予定がある場合やスポーツ習慣として水泳を行う場合も要注意。
特に、口の中に勢いよく水が入るリスク・雑菌が入るリスクの高い公共プールでの水泳は、抜歯後の傷口の経過を見ながら慎重に判断することをおすすめします。 - 抜歯した箇所の空洞に慣れるまでの会話・滑舌
接客や講演会など、人前でたくさんしゃべる予定がある方も注意が必要です。
抜歯後しばらくは出血が気になることに加えて、今まで歯があった場所に突然空洞ができたことによる違和感から会話がしづらくなる可能性があります。
舌の一部が歯に当たらなくなる・予想外の感触で空気が吹き抜けていく感触に慣れるまでは、滑舌が悪くなったようなしゃべり方になる可能性があることにも注意が必要です。
抜歯当日の夜・睡眠から翌朝以降の痛みの経過と顔の腫れ【体験談】
麻酔が切れた頃(麻酔注射から3〜4時間後)から、ややズキズキとした痛みが気になりはじめます。
しかし、筆者は計4回もの抜歯手術を受けましたが、いずれの場合も痛みに耐えられない・痛みで眠れないなどの深刻な状態にはならず、痛み止めは一度も飲まずに過ごせました。
また、顔の腫れについても、歯茎が腫れているような違和感が少しあるだけで、見た目はほとんど気になりませんでした。
抜く歯の状態や位置によって差は出るものの、一般的に軽微な手術となる傾向が強い上顎の普通抜歯であれば、痛み・顔面の腫れは比較的軽めで済む可能性が高いのかもしれません。
抜歯当日、麻酔が切れた後の痛みと注意点
抜歯後に痛みよりも気になるのが、うっかり圧迫や衝撃を与えて患部の傷が悪化しないかという点。筆者の場合は特に、睡眠にあたって不安を感じました。
具体的には、睡眠時に患部を下側にして体重をかける状態で寝るのが怖く、恐怖感からほぼ寝返りを打てず結果としてあまりよく眠れませんでした。
また、抜歯の翌朝は枕カバーに血が付着していたため、就寝中の出血が無意識のうちに口の外へ流れ出ることへの備えも必要と感じました。
お気に入りの寝具や衣類を汚したくない場合は、枕カバーや就寝時の服装は汚れても良いものにしておくことをおすすめします。
「歯を抜くと顔が腫れる」は個人差あり。腫れない場合もあるかも!
筆者は上顎の親知らず2本と上顎の臼歯2本を抜きましたが、いずれも顔の見た目が変わるほどの腫れはありませんでした。
麻酔が効いている間は患部周辺(歯茎・唇・頬)がパンパンに腫れているような違和感・周辺の頬や唇があまり動かないという違和感がありますが、外見的な腫れは無し。
見た目を気にする必要は全くないレベルでした。
一方で、下顎の抜歯・横向きに埋もれた親知らずを口腔外科手術で抜く場合や、虫歯の抜歯などでは炎症が起こりやすく、顔の腫れが目立つ傾向にあるようです。
抜歯後に顔が腫れることへの不安が大きい方は、医師との相談・日程調整を慎重に行うことをおすすめします。
血が止まらない!抜歯後数日間の傷口・身体症状の経過【体験談】
上顎の歯の普通抜歯の場合は、顔が腫れるなどの外観上の大きな変化はあまり無い傾向にあるものの、抜歯した周辺の歯茎の腫れ・血の味がする・唾に血が混じるといった症状は2、3日から1週間ほど続きます。
起床時・睡眠時を問わず出血が続くため、口の中は常に血の味です。
血の混ざった唾液を飲み込むことに抵抗感がある人は、嚥下せず唾を吐き出したくなる衝動に四六時中苛まれる可能性があります。
抜歯の次の日~2,3日間の食事や仕事
抜歯から3日目くらいになるとほぼ痛くない状態になり、唾液に混ざる血の色も徐々に薄くなっていきます。そのため、デスクワークや多少の接客など、ある程度の仕事はこなせる状態といえるでしょう。
ただし、患部は柔らかい血餅で辛うじて半分ほど塞がっているだけの不安定な状態です。
空洞が気になる・血餅が取れないか不安・食べ物の欠片が詰まってしまいそうで怖いという状態が続き、食事や歯磨きには支障があります。
抜歯後1週間ほど経過
出血はほぼ止まり、血の味や唾液に混ざる血の色も気にならなくなります。
ただし、食事後や入浴後に唾液を吐くとうっすら血が混ざることがあるため、引き続き無理のない生活、そして体調管理が必要です。
また、抜歯箇所の空洞は血餅でほぼ埋まるものの、この血餅が外れてしまいそうな不安定感は続くため、食事や歯磨きはまだしばらくは不自由なままとなります。
抜歯後3週間〜1ヶ月ほど経過
血餅のブニブニした感触が、徐々に普通の歯茎のようなしっかりとした感触に変わってきます。
抜歯後3週間ほどが経過したこの辺りでようやく食事のバリエーションを増やせるようになり、歯磨きもある程度やりやすくなります。
<筆者のリアルな抜歯後体験談>
普通に食事できるようになったのは、抜歯から丸1ヶ月経過した頃から。
食事はかなり摂りやすくなりますが、患部の歯茎はまだ新しく、ほかの部分と比べると柔らかい状態です。
抜歯前と同じ感覚でゴシゴシする歯磨き、強いうがいをするのは、抜歯後1か月経ってもまだ怖い感じがしました。
抜歯後に食事・歯磨きが完全に普段通りにできるようになったのは、だいたい丸2ヶ月後くらいでした。
抜歯後1週間程は食事や日常生活に支障が出るという前提で準備しよう
上顎にまっすぐ生えた親知らずなど、歯科での『普通抜歯手術』で歯を抜く場合なら、抜歯そのものや抜歯後の経過において、激しい痛みに耐えられないほど苦しむということはほぼありません。
ただし、食事や歯磨きを抜歯前と同様にできるようになるまでには丸1ヶ月以上、入浴や運動・会話などの日常動作を普段どおりできるまでには2、3日〜1週間以上は掛かると思っておきましょう。
特に食事については、患部を庇いながら口の片側で噛む生活が続くため、複数の歯を同時に抜くのはなるべく避けることをおすすめします。
抜歯後の食事や日常生活において、食べてはいけないものやしてはいけないことが増えるという前提で日程調整を行い、無理のない治療計画を立てましょう。
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<筆者のリアルな抜歯後体験談>
抜歯直後の数日間は貧血のようにフワフワとした気持ち悪さ、めまいのような症状も気になりました。
担当医に相談したところ、「そういう症状が出ることもある」とのこと。
特段心配するほどではないようでしたが、2回目以降の抜歯手術後には「めまい大丈夫ですか」「ふわっと気が遠くなる感じがするなら院内で安静にしてから帰宅しましょう」と確認されるようになりました。
痛みについては、麻酔が切れてからもちょっとズキズキする程度なので、耐えられない痛みで生活に支障が出るほどではありません。
傷口が疼くというより、抜歯した箇所の周辺全体が「なんとなく痛いかも」くらいです。
痛み止めを飲まなくても耐えられるレベルの状態が3日ほど続き、以降は痛みを全く感じなくなりました。