親知らず抜歯を控えている方は、下記のように痛みや費用について一度は悩むのではないでしょうか?
・歯科で親知らずを抜く手術ってどのくらい痛いの?
・抜歯後何時間くらいで食事できるの?
・親知らず抜歯費用はどのくらいかかるの?
当記事では、親知らずと永久歯を計4本抜いた筆者が実際に抜歯手術を体験して感じた痛みの詳細・抜歯費用の詳細をご紹介します。
親知らず抜歯・通常の永久歯抜歯にあたり準備が必要と感じた点も解説するため、抜歯手術を受ける予定の方の参考になれば幸いです。
<こんな人におすすめ>
・親知らず抜歯にかかる時間や費用、処置の詳細を知りたい
・歯を抜いた後の痛みの経過を知りたい
・歯科で抜歯手術するにあたっての注意点、どんな準備が必要か知りたい
※この記事では一般的な商品紹介のアフィリエイト広告を表示していますが、特定の医療機関への受診を促す『医療広告』ではありません。
※あくまで個人の体験談であり、歯科医師等の専門資格を有する立場からの意見ではありません。実際に歯科医師から指示されたこと、筆者個人の体験談を分けて記載するため、適宜読み進めてください。
親知らずを抜く所要時間や痛さはどのくらい?【体験談】
歯医者さんで歯を抜いてもらう理由は、虫歯や親知らずによる苦痛の解消・人工歯への差し替えのためなどさまざまです。
筆者の場合は歯列矯正の一環として、上顎の親知らず2本と上顎の左右それぞれ4番目の歯の計4本抜歯。
いずれも虫歯や破損などの不調はなく、健康な状態の歯の『普通抜歯』として歯科で手術を受けました。
この記事では、一例として下記の親知らず抜歯の詳細を紹介します。
・上顎の親知らず
・やや斜めだがほぼ真っ直ぐ生えている親知らず
・一部分だけ露出した状態、スペース不足で生えるのが止まった親知らず
・虫歯等のトラブルは無し
※当記事では紹介していませんが、下顎に埋もれた親知らず、虫歯などの症状がある親知らずの抜歯の場合は『難抜歯』とされ、口腔外科での手術が必要となるケースがあります。
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親知らず抜歯手術の手順と痛み、実際にかかった時間
麻酔から親知らず抜歯完了までにかかった時間は15分~20分ほど。診察やレントゲン撮影、止血のための待機時間を含めればトータルで30分前後でした。
| 親知らず抜歯の詳細 | 所要時間 | 痛み |
|---|---|---|
| 診察※ | ||
| レントゲン撮影※ | ||
| うがいと歯の洗浄 | ||
| 麻酔 | 10分ほど待機 | 最初の注射はやや痛いが、そのあとはほぼ無痛 |
| 抜歯 | 5分程度で終了 | 麻酔のおかげで「痛い」と感じることは無い |
| 止血 | 5分ほど待機 | 麻酔が効いているため抜歯後3時間ほどは無痛 |
| お会計・帰宅 |
※診察やレントゲン撮影などは複数日程に分かれて行う可能性があるため、1日で全てが完了するとは限りません。
1)診察・親知らずのレントゲン撮影
筆者の場合は親知らず抜歯以外に歯列矯正の相談も進めていたため、抜歯当日までに複数回にわたり時間をかけてレントゲン撮影を実施していました。
抜歯当日にさらにもう一度撮影、担当医は当日撮影したレントゲン写真を見ながら抜歯手術を行っていました。
2)うがい、歯の洗浄、抜歯箇所の最終確認
麻酔の前に洗浄液(簡易なマウスウォッシュ)を渡されてうがいし、その後にシャーシャーキンキンと鳴るお馴染みのアレで歯全体の汚れを落としてもらいました。
洗浄が終わると、担当医が当日撮影分のレントゲン写真と私の口内を実際に照らし合わせながら、「この親知らずを抜きますね」と最終確認を行い、いよいよ手術開始。
3)抜歯箇所の近くの歯茎に麻酔注射、効果が出るまで待機
筆者が親知らずを抜いた時の麻酔は、抜く予定の歯のすぐ近くの歯茎に注射するタイプの部分麻酔でした。
歯茎への麻酔注射の痛みは、結論から言うと『少し痛い(魚の骨が刺さった瞬間の痛み)』くらいで済みます。
普通に針で刺されるチクっとした痛みから麻酔を注入される数秒間のジクジクした軽い痛み、計5秒も無かった印象。
インフルエンザの予防接種のような強烈な痛みではなかったので、注射が苦手な人でも耐えられるレベルだと思います。
朗報、痛みのピークはここで終わりです。
1回目の麻酔注射から5分ほど放置、その後「もう少し足しますね」と声をかけられ合計4〜5回針で刺されたような感触があったのですが、この時点ですでにほぼ無痛でした。
「麻酔が効くまでもう少し時間をおきますね」と声をかけられ、そのままさらに5分ほど待機が続きます。
抜歯前の麻酔はどんな感じ?どのくらい効くか心配な方へ
麻酔注射後の待機時間は、何もすることがなくぼーっとするだけです。そんな中で、筆者は下記の変化を感じました。
・抜歯予定箇所の歯茎がパンパンに腫れているような違和感
・舌の右半分(麻酔を打った側)が動かしにくい
2回目以降の麻酔注射に痛みを感じなかったこと、口の中で明らかに感覚の変化があることから、「麻酔がちゃんと効いていなくて抜歯が激痛だったらどうしよう…」という不安はこの時点で解消。
実際に、歯を抜く瞬間も痛みは全くありませんでした。
麻酔で口の中が腫れて痺れるような変化は、抜歯後も数時間続きました。
唇や顔が腫れるといった外見上の変化はありませんが、パンパンに腫れているような感覚・舌がしびれているような感覚が続きます。
喋りにくい・口元の一部が麻痺しているという二重苦で、会話や笑顔など口元を大きく動かす表情はちょっと不自然な雰囲気に…(笑)。
このように、抜歯後は喋りにくくなるため、医師に質問しておきたいことがあれば抜歯手術が始まる前に尋ねておくことをおすすめします。
抜歯用の麻酔は塗るタイプ・注射などのバリエーションがある
あくまで筆者一個人の体験談ですが、計4回の抜歯を経験する中で、「この前の麻酔となんか違うかも…?」と感じることがありました。
2本目の親知らずを抜くときには、はじめに塗布するタイプの麻酔(ものすごいバナナの味がする)→麻酔注射→麻酔注射を追加という3段階になっていたのを鮮明に覚えています。
麻酔注射自体も多少は痛みがあるため、部位によっては「麻酔のための麻酔」で手厚くしてもらえるのかもしれません。
4)いざ抜歯!決め手は腕力?力技で引っ張られて親知らずとお別れ
歯茎への麻酔注射後に待機すること合計約10分、担当医が「じゃあ抜きます!」と抜歯を開始。
親知らずを抜く瞬間の痛みと所要時間については、結論から言うと「無痛・おそら5分くらいで完了」です(生え方によるので一概には言えませんが)。
麻酔のおかげで痛み・感覚全般がほぼなく、なんとなく親知らずの周りでガチャガチャと音がするという感覚のみなので、結局いつ抜歯したのか分からないレベル。
実際の体感としては、歯をがっちり器具で挟まれて力技でぐいっと引っこ抜かれたイメージですが、「え、いつの間に終わったの?」という感覚でした。
抜歯手術中の体験談|麻酔のおかげで最後まで無痛、でも音が怖い
筆者の場合は、いつ歯を抜いたのか・親知らず抜歯の瞬間の痛みはいつ終わったのか、麻酔のおかげで全く分かりませんでした。
何がどう痛かったかを強いて挙げるなら、口を大きく開くことによる顎関節の痛み・グイグイ引っ張られる唇の痛みが気になったという程度。
痛みが苦手な方も、親知らず抜歯の痛みそのものはあまり心配しなくても良さそうです。
しかし、下記のとおり抜歯手術の工程の中で衝撃や音で恐怖を感じる瞬間はかなり多かった印象です。
1)親知らずの生え際の歯茎に器具が差し込まれた気がする
→何かが刺さって歯茎をいじられていることだけは分かりますが、痛みは全くありませんでした。
2)親知らずの隣の歯のあたりからガリガリと爆音が轟く
→詳細不明ですが、騒音レベルの音が自分の口の中で響き渡っていました。
歯医者さんでお馴染みの『キーン』や『シャー』ではなく、『ゴリゴリゴリゴリ、ガッガッガ!』といった工事現場系の爆音が口〜頭の中で響きます。
この間も痛みは無しでしたが、恐怖感は凄まじかったです。
3)爆音がしばらく続き、その間に「痛いですか」と何度も確認される
→本当に何度も何度も確認されたので、もし麻酔が効いてなかったら今かなり痛いんだろうなと推測されます。
4)爆音が止まると、ミシミシっと変な音が…。
→おそらくこれが親知らず抜歯の瞬間の音だったのだと思います。
このミシミシという音は5秒足らずで終わり、それと同時に口の中に静けさと平穏が訪れました。
5)口の中から器具一式が出ていく
→いつの間にか、抜歯手術が終了していたようです。
どの時点で何がどうなっていたのか分からずじまいですが、痛みを感じることなくあっさりと親知らずが抜かれていきました。
5)抜歯直後は止血しながら待機。問題なければすんなり帰宅!
抜歯手術中は唾液や血液を機械で吸引してもらえるため、唾がたまって苦しい・血の味でむせるといった苦痛はありません。
しかし、歯を抜き終わると強烈な血の味が口いっぱいに広がります。
一連の抜歯手術の過程は、恐怖感こそあるもののほとんど痛くないうえに、順調にいけば正味30分足らずで完了。問題なければあっさり終わって帰宅できます。
実際には麻酔や止血の待ち時間が半分以上を占めており、患者側が何かを頑張らないといけないということは基本的に無さそうです。
ただし、ここまでに紹介した親知らず抜歯手術の体験談は、前もって何度か通院し、レントゲンや治療日程の打ち合わせを終えた上での流れです。
もし初診で当日に抜歯する場合は、事前の検査等も含めもっと時間がかかる可能性があります。
また、後述しますが、抜歯後はやってはいけないこと・普段通りにできないことが色々あります。そのため、準備ができていないなら初診当日の抜歯はなるべく避けたほうがベターです。
親知らず抜歯直後の経過詳細|血が止まるまで約5分待機
抜歯後には口の中の違和感や出血が続くことによる慢性的な血の味、麻酔が切れた後の痛みなどのしんどい要素が待ち構えています。
そのため、抜歯手術そのものよりも抜歯後の数時間の方がきついと感じる方も多いかもしれません。
歯を抜いた後の大まかな流れは下記のとおりです。
1)「これを噛んでください」と白い物を口に入れられ、親知らずがあった場所に添えられる
→筆者の場合は、このタイミングででようやく「あ、歯が無い」と気づきました。噛むように言われたのはおそらく止血用のガーゼです。
2)そのまま5分ほど待機したあと、口からガーゼを取り除いてもらって終了
→この時点でも痛みはなく、なんとなく抜歯箇所が腫れているような違和感があるだけ。
ただし、このあたりから口の中に強烈な血の味が充満し始めます。この状態がまる1日〜2、3日続くので、苦手な人はかなりきついかもしれません。
筆者の場合は抜歯直後の出血の勢いが早めに引いたため、5分ほど待機してガーゼを外したあとはすぐに待合室に戻ってお会計。
医師と受付スタッフから口頭で体調を確認されたものの、検査も診察も無くすんなり帰宅という流れでした。
親知らずを抜く費用(保険適用)・抜歯後の薬の一例
親知らず抜歯完了後、筆者が渡された薬は下記の2種類です。
- 抗生物質
毎食後1回1錠、当日含め3日分必ず服用するように指示されました。 - 痛み止め
頓服4回分、痛みが気になる時だけ任意で飲めばOKと指示されました。
この日支払った金額は初診料・再診料や検査料金等も含め保険適用(自費3割負担)、筆者の場合は約2,600円でした。
親知らず抜歯の費用は手術方法や歯の状態によってかなり差がありますが、歯科での親知らず抜歯(普通抜歯の場合)は1本につきだいたい総額3,000円〜5,000円が平均相場のようです。
なお、抜歯手術そのものの費用は抜歯する歯の位置や状態によって変動があります。
抜歯手術(1歯につき)
厚生労働省 令和6年歯科診療報酬点数表 第1節 手術料 区分J000 (PDFデータ格納場所:厚生労働省HP)
1 乳歯 130点
2 前歯 160点
3 臼歯 270点
4 埋伏歯 1,080点
注1 2又は3については、歯根肥大、骨の癒着歯等に対する骨の開さく又は歯根分離術を行った場合に限り、難抜歯加算として、230点を所定点数に加算する。
2 4については、完全埋伏歯(骨性)又は水平埋伏智歯に限り算定する。
3 4については、下顎完全埋伏智歯(骨性)又は下顎水平埋伏智歯の場合は、130点を所定点数に加算する。
4 抜歯と同時に行う歯槽骨の整形等の費用は、所定点数に含まれる。
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筆者の親知らず抜歯当日に発生した費用総額は、下記の条件を考慮するとおそらく最安値クラスのお値段だったと思われます。
・抜歯当日までに詳細な診察や検査が完了していた
・抜歯する歯の周辺に虫歯等のトラブルは無かった
・上顎に比較的まっすぐ生えていた(埋伏歯ではなかった)
抜歯当時の歯科診療報酬点数表と実際の診療明細書を照らし合わせると、『臼歯の普通抜歯270点』で難抜歯加算は無かったことが読み取れます。
親知らず抜歯後は食事や日常生活に支障が出るため日程調整は慎重に
抜歯後にしてはいけないことや食事の注意点はが気になる方は、歯医者さんが運営するWEBサイトのコラム記事を2〜3点通読すればある程度のイメージが掴めるでしょう。
一般論として挙げられることが多いのは下記の4点。
ご自身の担当医から特段の指示がなければ、患部の経過に合わせて自分のペースで普段通りの生活に戻していくと良いでしょう。
・食事は麻酔が切れてからを目安に、刺激物や硬いものを避ける
・飲酒・喫煙は控える
・激しい運動を避ける
・食事、歯磨き、うがいで患部を傷つけないように気をつける
実際に筆者が歯科医から指示された親知らず抜歯後の食事・生活についての注意点は下記のとおり。
抜歯手術が非常にスムーズに終わり、術後に特段の懸案事項もなかったため、制限や注意事項はほぼ無しという状態でした。
※あくまで筆者の状態に合わせた指示であるため、すべての人に当てはまるわけではありません。
・食事は血餅が取れないように配慮さえすればいつも通りでOK
・食べてはいけないものは特になし
・「食事は抜歯完了から何時間後」等の制限もなし
・歯磨きは患部を避ければいつも通りでOK
・勢いよくうがいをするのはNG
とはいえ、医師から禁止されなくても、実際には「いつも通り」にはできない事だらけでした。
親知らず抜歯後は、当日からすぐに食事や日常生活が不自由になるため、覚悟しておきましょう。
まとめ|親知らず抜歯手術の痛みや費用の一例、手術前後の注意点
親知らず抜歯手術の痛み・費用、抜歯直後の経過と注意点についてまとめます。
あくまで個人の体験談なのですべての人・全ての症例にに当てはまる内容ではありませんが、ある程度の目安になる部分もあるためお役に立てば幸いです。
<上顎にまっすぐ生えている親知らずの抜歯手術の詳細>
・手術時間は30分程度(麻酔や止血の待機時間も込み)
・費用は保険適用の3割負担で3,000円前後(薬や麻酔など込み)
・注射麻酔が終われば、抜歯手術中は痛みはほぼない
また、ここからは親知らず抜歯直後から麻酔が切れた数時間後・翌日にかけての経過を体験談として紹介します。
抜歯手術当日を迎えるにあたっての注意事項も含め、概要は下記のとおりです。
<親知らず抜歯前・抜歯直後〜翌日の痛み経過と注意点>
・抜歯手術当日は汚れてもいい服がおすすめ
・レントゲン撮影に備え、顔まわりのアクセサリー類は無しがおすすめ
・抜歯手術当日〜少なくとも手術後3日程度は予定の調整が必須
・抜歯直後は運転、ヒールの靴は避けたほうが安心
・麻酔が切れるとやや痛いと感じるようになる
・抜歯当日から数日間は食事、入浴、運動に不自由さを感じることが多い
親知らず抜歯前・抜歯後に気をつけたほうが良いこと【体験談】
歯科医からの直接的な指示はなかったものの、抜歯直後は『血餅(抜歯後にできた穴状の傷をふさぐカサブタのようなもの)がとれてしまうようなことは避ける』『出血し続ける大きな傷を負ったという認識で安静に生活する』が基本となります。
そのため、食事や日常生活には下記のような制限や自粛が発生すると思っておいたほうが良いでしょう。
筆者の体験談として、特に注意が必要だと感じた点をまとめます。
抜歯直後の入浴、飲酒、激しい運動は避ける
出血し続ける傷に雑菌が入るリスク、血行が良くなり過ぎるリスクがある行動は、抜歯直後は避けたいと感じました。
医師からの指示はなかったものの、飲酒や長時間の入浴・運動・水泳は控えたほうが無難でしょう。
抜歯手術当日の服装の注意点
抜歯手術は出血を伴うため、衣類の汚れ・出血による体調不良に配慮して服装全般には気を付けておく方が安心です。
服装・靴などはもちろんのこと、口元のメイクや顔周りのアクセサリーもなるべく控えめにしておいたほうが無難でしょう。
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1)ヒールの靴など、足元が不安定になる履物での移動は避ける
親知らず抜歯後の歯茎の状態は、「穴状の大きな傷から出血し続け、頼りないカサブタで少しずつ塞がり始めている」というイメージです。
また、抜歯当日は麻酔や出血による体調の変化、恐怖によるストレス等でふらつきやめまいが出る可能性があります。
これらを踏まえて、傷口の状態の悪化につながる転倒などの衝撃はなるべく避けられるように注意したいとろ。
特に手術当日の来院時には、帰宅時のことまで想定して安定感のある靴を選んだ方が無難です。
ヒール、脱げやすいサンダルは避け、足元が安定する靴・履き慣れた靴などがおすすめです。
2)服が汚れる可能性・レントゲン撮影を行う可能性を踏まえた服装
抜歯中・抜歯後しばらくは出血が続くため、服に血がつく可能性があるという前提で服装を考えましょう。
また、抜歯前にはレントゲンを撮る可能性が高いため、特に顔周りのアクセサリー類は予め外しておいたほうが無難です。
3)口元のメイクは控えめに、口紅やグロスは無しがおすすめ
親知らず抜歯にあたっては、器具が口の奥まで入ってきたり、それに合わせて歯医者さんの手が口の周りに接触することがあります。
手術中に思いがけずリップ系のメイクが頬や顎に伸び広がる可能性があるため、濃い色のリップメイクは避けたほうが無難です。
抜歯後は運転に集中できない…!車や自転車での来院は避けた方が安心
筆者の場合は、抜歯直後に立ちくらみ・めまいのような症状が断続的に出たため、車や自転車の運転は危険だと感じました。
また、抜歯後しばらくは基本的に出血が続くため、特に抜歯直後は口の中ですぐに血が溜まり集中力を削がれます。
血の味が苦手で飲み下すことに抵抗がある方は特に、運転に集中できない可能性に要注意。
帰宅時のことを考えると、抜歯手術当日に車や自転車で来院するのは避けたほうがベターでしょう。
まとめ|親知らず抜歯の日程調整から前日・当日の過ごし方
抜歯が終わると同時に始まる不自由な生活を考えると、抜歯手術の日程調整は慎重に行いたいところです。
特に抜歯後3日間程度、できれば1週間くらいの予定は可能な限り調整するのがおすすめ。
そして何より、抜歯当日までに食べたい物・しばらく食べられなくなりそうな物をたっぷり食べておきましょう(笑)!
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麻酔はいつ切れる?抜歯後何時間で食事できるかの目安【体験談】
抜歯直後の数時間は、麻酔で口内が麻痺している感覚が残ります。
個人差がありますが、筆者の抜歯用麻酔が切れたのは麻酔注射を打った3時間後くらい。
麻酔が切れるまでの間は、見た目に変化は無いものの、口の中が腫れ上がっているような違和感がありました。
麻酔が効いている間は無痛ですが、患部周辺や舌を動かしづらく、しゃべりづらい状態が続くことを覚悟しておきましょう。
また、麻酔が切れるまでの間は口の中の感覚が鈍ることから、食事や歯磨き中に自覚が無いまま患部を傷つけてしまう可能性もあります。
そのため、抜歯後何時間で食事ができるかという疑問への答えとして、医師から特段の指示がなく体調にも異常がなければ、麻酔が切れる抜歯後3〜4時間後がひとつの目安となるでしょう。
抜歯用の麻酔が切れた後の痛み、翌朝の経過【体験談】
麻酔が切れたように感じたのは、麻酔注射から3時間程度が過ぎた頃。親知らずを抜いた後の傷口部分でややズキズキとした痛みが気になり始めました。
痛いとはいっても、痛み止めを飲まなくても耐えられるくらい軽微。痛みで食事ができない・寝れないということはありませんでした。
翌朝以降も痛みが悪化することはなく、痛いという感覚は翌日にはほぼなくなっていました。
痛みよりもむしろ、穴状の傷となった患部をかばいながら食事や歯磨きをするという不自由さ・めんどくささの方が大問題です。
筆者の場合は親知らずを片側1本ずつのペースで抜いたため、口の片側だけで食べるという方法を選べましたが、それでもとてつもなく食事が不自由になります。
1本だけの親知らず抜歯でも抜歯当日はほとんど食べられなかったため、もし親知らずを2本同時に・4本同時にと一気に抜いてたらどうなっていたのか…と過ぎたことながら不安を覚えます。
親知らず抜歯後数日間の痛み、出血などの身体症状【体験談】
筆者はほぼまっすぐに生えている上顎の親知らずを歯科で抜歯しましたが、抜歯当日から数日が経過しても、顔が腫れるなどの外観上の大きな変化はありませんでした。
しかし、口の中で常に血の味がする、唾液に血が混じる(飲み込み続けると気分が悪くなってくるので定期的に吐き出したくなる)といった症状が2〜3日から1週間ほど続きます。
また、筆者の場合は貧血のようにフワフワとした気持ち悪さ、めまいのような症状も3日ほど続きました。
こうした経過を考慮すると、親知らず抜歯にあたっては、手術後1週間くらいまでの予定をよく確認しては日程調整を慎重に行うことをおすすめします。
特段の事情が無い限りは、初診当日などの予期せぬタイミングでの抜歯・1度に2本以上の抜歯は避けた方がベターです。
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体験談まとめ|親知らず抜歯手術の痛みと費用、抜歯後の経過
親知らず抜歯後は、歯科ですんなり抜ける場合や痛みがほぼ無い場合でも、不自由な生活が続く長期戦となります。
普通の生活に戻れるのは抜歯後1か月後くらいが目安となるため、2本目、3本目の抜歯ペースを考えるなら1か月に1本よりもゆっくり目のペースがおすすめ。
体験談のまとめとして、筆者の抜歯後の経過は下記のとおりでした。
| 日程 | 費用 | 痛み | 経過 | おすすめの過ごし方 |
|---|---|---|---|---|
| ~抜歯前日 | 初診料や検査費用が発生する可能性がある | ー | ー | 日程調整、抜歯後の食事の準備、食べたいものは食べておく |
| 当日(麻酔〜抜歯) | 保険適用3割負担なら3,000円~5,000円前後 | 麻酔注射が終わればほぼ無痛 | 手術完了を待つのみ | 医師への質問があれば手術前に済ませておく |
| 当日(麻酔が切れた後) | 痛みがひどい場合は追加の痛み止めの費用が発生する可能性がある | 個人差があるが、生活に支障をきたすほどではない | 血餅ができはじめる | 患部を刺激しないようになるべく安静に |
| 翌日〜3日 | 同上 | 個人差はあるが、深刻な悪化が無ければ痛みは引いていく | 血餅が徐々に安定してくるが出血は続く | 同上 |
| 1週間 | 同上 | 無痛 | 徐々に血餅が安定し食事や運動も普段通りに戻り始める | 油断せず、血餅がとれないように要注意 |
| 1ヶ月 | 再診のタイミングで通院費用が発生 | 無痛 | ほぼ普段通りの状態に戻る | 食事や運動はほぼ普段通りに戻るが、違和感があればすぐに医師に相談を |
親知らず抜歯の痛み・費用・そして特に手術後の経過は、トラブルの少ない『普通抜歯』で済むケースでも「きつい」と感じることがたくさんあります。
複数の親知らず抜歯を予定している場合は、抜歯ペースも含めて慎重に治療計画を立て、なるべく準備を整えて親知らず抜歯手術当日を迎えましょう。






<余談>
筆者が通った歯科クリニックは男性と女性計2人の歯科医が在籍しており、診察やその他の処置全般は女性が担当でしたが、抜歯手術だけは男性医師が担当でした。
抜歯中の体感はとにかく力技で引っ張られるという感じだったため、より腕力のある男性医師にチェンジしたのもなんとなく納得です。